読んだ方がいいですよ。(資本主義の終焉と歴史の危機 (集英社新書))

 最近読んだ本の紹介です。

 

自分は、常に何冊かの本を並行して読んでいるタイプなのですが、この本は、他に浮気をする間もなく、一気に読みました。

 

この7~8年、うっすらと思っていたことが、文字として書かれていました。

 

そうそう。そうなんだよね。やっぱりそうだよね。

・・と思う話です。

 

 

資本主義の終焉と歴史の危機 (集英社新書)

資本主義の終焉と歴史の危機 (集英社新書)

 

 自分は、特定のイデオロギーを持っている訳ではありません。

ですが、資本主義の終わりの始まりが始まっていること。

民主主義と自由主義、資本主義が共存できていたのは、資本主義経済の恩恵を先に受けていた先進国だけの現象であったこと。

 

そういうことが理路整然と書かれています。

 

ただし、お断りしておきますが、その先に訪れる社会がどのようなものになるかは著者自身にもわかりません。

なので、その答えは書かれていません。

 

その答えは、私もわかりません。

これから、150年~200年後に歴史学者が振り返って定義してくれることでしょう。