何者でもなかった自分へ

今日は大晦日だ。

この機会に、将来の自分に向けて、今思うことを率直に綴っておきたい。

(公共の場に書き込むのは少し気が引けるけど、今回はお許しください。)

 

去年から今年にかけて、自分にとっては、燃え残した残り火が再燃した年だった。

 

去年と今年、共通していること。

 

自分は、形から入る。外枠を作る。その時は、サマになっていると思っている。

 (自分が外枠から入るのは、たまたまではなく、中身がない以上、自然にそうなってしまうということに今回気付いた。)

 

そして、外枠がほぼ出来上がった頃、中に入れるべきものを何も持ち合わせていないことに気付く。

 

外枠は、人のまねをして作れても、中身が空虚なことは隠しようがない。

仮に短期的に莫大な労力を投入して中身を作ろうとしても、うまくいかないだろう。

成功するには、並外れた才能と持続力、精神力が必要になる。

残念ながら、どれも自分は持ち合わせていないことに気付く。

 

成功している人と自分を比べて、少ししか差がないような気がしてしまう。

自分にも成功する可能性があったような勘違いをしてしまう。

 

そして、作ってしまった外枠を目の前に、呆然となる。

待っているのは、作ってしまった外枠を壊し、元に戻す作業だ。

まるで、砂で作った城を壊す作業のようだ。

それすら簡単なことではない。

大きな痛みを伴うことを去年経験した。

 

きっと、あと5年10年くらいの間、この残り火が再燃することがあるだろう。

その時、この日記を読み返してほしい。

 

何者でもなかった自分を思い出してほしい。

成功した人々の物語を今一度読んで、本当に自分にできるのかどうか、よく考えてほしい。

 

来年は、地道な第1歩を歩き出そう。

 

皆様にとっても、来年が素晴らしい年でありますように。